新語・流行語大賞2013

2013 年間大賞
今でしょ!
受賞者:林修
林修が自身が所属する予備校・東進ハイスクールのテレビCMに出演。ふてぶてしさを感じさせる表情の林が「いつやるか?今でしょ!」と言い放つ授業シーンがお茶の間に流れた。コント番組がパロディを制作、またトヨタ自動車はコント番組さながらのパロディCMを放映したことで大きな流行の波になった。
2013 年間大賞
お・も・て・な・し
受賞者:滝川クリステル
そもそもは「とりなす、処置する」「取り扱う、待遇する」という意味の日本語。2013年9月7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会。最終プレゼンテーションでは、フリーアナウンサーの滝川クリステルが登壇してフランス語でスピーチ。日本社会に根付く歓待の精神を「お・も・て・な・し」とPRしたシーンは五輪招致決定のニュースとともに強烈なインパクトを残した。
2013 年間大賞
じぇじぇじぇ
受賞者:宮藤官九郎・能年玲奈
岩手県三陸地方の方言で、驚いたり戸惑ったりするときに発する言葉。NHKの朝ドラ『あまちゃん』の中で多用され、ビッグな流行語になった。ドラマのストーリーは東京出身の女子高生アキが三陸で海女を、やがて東京でアイドルを目指す人情喜劇で、熱狂的なファンを生んだ。ロケ地となった岩手県久慈市には観光客が殺到。朝ドラでは初めて東日本大震災を描いたことでも注目された。
2013 年間大賞
倍返し
受賞者:堺雅人・TBS『半沢直樹』チーム
バブル末期に大手銀行に入行した半沢直樹(演じるのは堺雅人)が組織内外の圧力と戦う勧善懲悪のドラマ『半沢直樹』が高視聴率を記録。。「上司の失敗は部下の責任」など企業社会にありがちな悪習を取り上げ、半沢が反撃するときのセリフ「やられたらやりかえす。倍返しだ!」が大流行した。
2013 トップテン
アベノミクス
受賞者:自民党元幹事長中川秀直
デフレと景気低迷からの脱却を目的とする安倍内閣の経済政策を標語化したもの。大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長政略を三つの柱とし、安倍首相はこれらを「3本の矢」と呼んだ。
2013 トップテン
ご当地キャラ
受賞者:くまモン
2007年に彦根城築城400年の記念キャラ・ひこにゃんが登場して以来の流行。最も人気が高いといわれるのは熊本県のPRマスコットくまモンだ。また非公認系キャラという新潮流も定着。千葉県船橋市の非公認キャラふなっしーや、兵庫県尼崎市非公式キャラちっちゃいおっさんが注目された。
2013 トップテン
特定秘密保護法
受賞者:ジャーナリスト西山太吉
「国の安全」「外交」「公共の安全及び秩序の維持」の情報で「公になっていないもののうち特に秘匿を要するもの」が「特定秘密」に指定される。アメリカなどと機密情報を共有するための国内法を整備するもので、政府は日本版NSC設置法案とセットでその成立を図っているが、「特定秘密」の定義があいまいで、個人の知る権利や報道の自由が侵害される恐れがある。
2013 トップテン
PM2.5
受賞者:日本気象協会
PMは微粒子のことで、PM2.5は粒子径が2.5ミクロン以下である微粒子の総称。ボイラーから発生する粉塵から、黄砂のような自然起源によるものまで存在する。粒子径が非常に小さいため循環器系に沈着しやすく、健康への影響が大きいといわれる。近年、中国におけるPM2.5の濃度が非常に高くなっており、2013年にはこれを含めた越境汚染対策について日中韓で共同声明が採択された。
2013 トップテン
ブラック企業
受賞者:今野晴貴
異常な長時間労働やパワーハラスメントなど劣悪な労働条件で従業員を酷使するため、離職率も高く、過労にともなう問題等も起きやすい企業のこと。新卒・若者を大量に採用し、そして使い潰して利益を上げ、急成長する新興産業の大企業を指す。もともとはネットで誕生した俗語だが、2012年にはブラック企業大賞も創設されている。
2013 トップテン
ヘイトスピーチ
受賞者:五野井郁夫
国籍や宗教、性的指向や障害などをおとしめ、憎悪、暴力を掻き立てる「憎悪表現」を指す。2013年の日本、反韓デモを繰り広げる団体、それに対する反ヘイトスピーチ団体など、社会問題化している。アメリカではヘイトスピーチを禁じる目的をもったスピーチコードといわれる規則が大学や放送事業者の間で広まっている。が、規制については「表現の自由」との関連で慎重意見が少なくない。
2013 選考委員特別賞
被災地が、東北が、日本がひとつになった 楽天、日本一をありがとう
受賞者:東北楽天ゴールデンイーグルス
東日本大震災の際、「見せましょう。東北の力を。見せましょう。野球の底力を」と選手会長、嶋基宏選手がファンに誓った言葉は3年目で実現された。東北のみならず、日本中を明るく元気づけてくれたのは、星野監督および選手皆さんの活躍だった。震災直後のことが思い返されるような逆境で迎えた最終戦で、ゴールデンイーグルスは底力を発揮、日本一を勝ち取った。 選考委員会では、この活躍を、歴史を証明する事象として後世に残したいと考えた。
ノミネート
PM2.5/NISA(ニーサ)/ 母さん助けて詐欺/弾丸登山/ 美文字/DJポリス/ ななつ星/パズドラ/ ビッグデータ/SNEP(スネップ)/ ヘイトスピーチ/さとり世代/ ダークツーリズム/ご当地電力/ ご当地キャラ/こじらせ女子/ 富士山/日傘男子/ バカッター/激おこぷんぷん丸/ 困り顔メイク/涙袋メイク/ 倍返し/今でしょ/ ダイオウイカ/じぇじぇじぇ/ あまロス/ビッグダディ/ ハダカの美奈子/ふなっしー/ フライングゲット/マイナンバー/ NSC/アベノミクス/ 3本の矢/集団的自衛権/ 特定秘密/汚染水/ ブラック企業/限定正社員/ 追い出し部屋/ナチスの手口に学んだら/ ネット選挙/アホノミクス/ 引いたら負け/二刀流/ スポーツの底力/シライ/ お・も・て・な・し/コントロールされている


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