今年の漢字2017

「北」朝鮮ミサイルの「北」海道沖落下や九州「北」部豪雨などの災害から、平和と安全の尊さを実感した年。 スポーツ界では、「北」海道日本ハムファイターズの選手に期待が集まり、「キタ」サンブラック(競馬)が大活躍した。

○今年の漢字トップテン
1位 「北」(ホク/きた・げる・そむく)
2位 「政」(セイ・ショウ/まつりごと)
3位 「不」(フ・ブ/・・・ず)
4位 「核」(カク/さね)
5位 「新」(シン/あたらしい・あらた・にい・さら)
6位 「選」(セン/えらぶ・る・よる・すぐる)
7位 「乱」(ラン・ロン/みだれる・みだす・みだりに)
8位 「変」(ヘン/わる・える)
9位 「倫」(リン/みち・たぐい・ついで)
10位 「暴」(ボウ・バク/あばく・あばれる・あらい・にわか・あらわす・さらす)

○選ばれた理由
「政」森友・加計学園問題、議員の不祥事など「政」治家の問題が相次いだ。 また、衆議院解散総選挙による第4次安倍内閣の発足や新党設立、トランプ米大統領の来日など、国内外を問わず「政」治に大きな動きがあり、人々の関心が高まった。

「不」北朝鮮の核・ミサイル問題による「不」穏な国際情勢や、森友・加計学園などの「不」透明な問題に対して、「不」安を抱いた。 芸能界や政界での「不」倫、データ改ざんや無資格検査など企業の「不」正が相次いだ。また、天候「不」順により農作物の「不」作や魚の「不」漁が国民の食卓に打撃を与えた。

「核」北朝鮮による「核」実験や弾道ミサイルの発射により、「核」ミサイルへの脅威が高まった。一方で、ICAN(「核」兵器廃絶国際キャンペーン)がノーベル平和賞を受賞。 7月の国連総会では「核」兵器禁止条約が採択され、「核」廃絶へ向けた動きに注目が集まった。また、「核」心が曖昧なままの政治問題は国民の不信を招いた。

「新」米「新」大統領にトランプ氏が就任。上野動物園のパンダに「新」しい命が誕生。 元SMAPの3名がファンサイト「新」しい地図を開設。衆議院解散により、「新」党が結成。 将棋の藤井聡太四段が公式戦29連勝、陸上男子100mで桐生祥秀選手が日本人初の9秒台など、「新」世代の活躍にも注目が集まった。

「選」衆議院議員総「選」挙、都議会議員「選」挙など「選」挙に関する話題が続いた。 プロ野球のドラフト会議にて、早稲田実業高校の清宮幸太郎「選」手を7球団が1位指名。昨年の電力自由化に続いて、都市ガスの自由化も始まり、個人の「選」択の幅が広がった。

「乱」森友・加計学園問題により政治が「乱」れ、衆議院選では新党が「乱」立。 国際情勢では北朝鮮の核・ミサイル問題により世界が混迷し、芸能界では不倫問題や、角界では暴行問題など、混「乱」を招く出来事が多かった。

「変」トランプ米大統領の就任、北朝鮮の核・ミサイル問題などにより、国際情勢が「変」化。 また、国内では、働き方改革やIoT・AIの活用により人々の働き方に「変」革が起こるなど、世の中が「変」わると感じた年。

「倫」芸能界や政界での不「倫」騒動、企業の過労死や品質管理問題、相撲界での暴行事件、森友・加計学園、高速道路のあおり運転など「倫」理感が問われる出来事が多く起こった。

「暴」議員の「暴」言や角界などでの「暴」行事件が世間を騒がせた年。大企業の不正や森友・加計学園問題が「暴」かれたことにより、国を揺るがす事件となった。



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-今年の漢字まとめ-