われわれが人生で当面する憎しみの大半は、単に嫉妬か、あるいは辱められた愛にほかならない |
カール・ヒルティ |
才能と意志のかけているところにいちばん嫉妬が生ずる |
カール・ヒルティ |
実際の道徳の世界は、大半が悪意と嫉妬から成り立っている。 |
ゲーテ |
空気のように軽いものでも、嫉妬する者には聖書の本文ほど手堅い証拠になる |
シェークスピア |
他人の所有する幸福を悔む心で、われわれの心をはなはだしくむしばむ。それは他人の幸福を裏返して、われわれの不幸とする |
シャロン |
妬み深い男は、つねに自分が探している以上のものを見つける |
スキュデリー |
われらは己のものをほかと比較することなしに愉しみたし。他人がより以上幸福であることに苦しめらるるならば、人はけっして幸福ではありえぬ |
セネカ |
何人も己自身と同レベルの者に先を越さるるを好まず |
ティトゥス・リウィウス |
深い悲しみと失望が怒りを生み、怒りが妬みを、妬みが恨みを、そして恨みが再び深い悲しみを生む。それらがすべての循環の完結するまで尽きることはない |
デイヴィッド・ヒューム |
嫉妬とは、愛の保証への要求である |
トルストイ |
感情は絶対的である。そのうちでも嫉妬はこの世で最も絶対的な感情である |
ドストエフスキー |
母親は息子の友人が成功すると嫉む。母親は息子よりも息子の中の自分を愛しているのである |
ニーチェ |
おお嫉妬よ!お前は細事の拡大したものである |
フリードリヒ・フォン・シラー |
嫉妬は恋の姉妹である。悪魔が天使の兄弟であるように。 |
ブーフレール |
真に愛する心の中では嫉妬が愛情を殺すか、愛情が嫉妬を殺すかのいずれかである |
ブルージュ |
嫉妬はつねに他人との比較においてである、比較の無いところには嫉妬は無い |
ベーコン |
嫉妬がいるも憎しみと愛情の混合物でなければ、それは嫉妬ではないだろう。嫉妬はすべての情熱のうち最もなぞめいていて最もはかりにくい |
ホルタイ |
貧乏人が貧乏人を見るときは、ちらっと、目をやるだけだけど金持ちを見るときは違うんだよ、じろじろ、穴が開くほど見て貧乏人の成り上がりと見破ったら、陰口告げ口を言いふらすのさ。
蜂の群れか噂雀か、これでもかこれでもかとそいつのことをこき下ろす |
ミゲル・デ・セルバンテス |
あまり利口でない人たちは、一般に自分のおよび得ない事柄についてはなんでもけなす |
ラ・ロシュフコー |
人は嫉妬するのを恥じるが、嫉妬したことがあるということや、嫉妬できることを誇りに思う |
ラ・ロシュフコー |