ひたすらに 空母めがけて 驀(まっしぐ)ら 我は行くなり 醜の御楯と
蛙田八郎

千万の 御光うけし この身をば 今大君に 捧げまつらん
眞柄嘉一

君がため 死すべき秋(とき)に 生れける 己が命 など惜むべき
都所静世

敵の空 にらんでおがむ 東天の 悠久大義に 生きるたのしさ
~尾穣

とても世に 逢ひ見むことの 難(かた)ければ 夢こそ今は 頼みなりけり
遠藤益司

散る桜 残る桜も 散る桜 きょうも南に 神風ぞ吹く
篠崎福四郎

兄鷲の 武勲を受けし 若桜 今南海に 天降りする
藤田幸保

大浪の かなたの仇を 討ちなんと 故郷遠く 我は来にけり
谷暢夫

出で征く 今日の我が身を かえり見て 大和乙女の 微笑みぞ知る
菅野繁藏

桜花 君安かれと 祈りつつ 心待ちたる 今日の門出を
篠崎実

國の為 散るひとひらは 惜しまねど あだには散らじ 大和魂
關口洋

男児等の 燃えて燃えてし 大和魂 身は九重の 花と散るらん
野村龍三

たらちねの 心のままに 梓弓 今ぞ出撃 夷艦(いかん)砕かん
高久健一

撃滅の 命令降だる 神州の 日本男子 驀(まっしぐ)ら討つ
鈴木才司

ガ島陥ち ドイツ敗れぬ 皇國の 明日し思えば 死ぬに死なれず
黒木博司

人の子の 勉むは國の ためなれど ともに慶ぶ 父母ありてこそ
黒木博司

忘れめや 君斃(たお)れなば 我が継ぎ 我斃れなば 君継ぎくるるを
黒木博司

死せんとす 益良男子の かなしみは 留め護らん 魂の空しき
黒木博司

男子やも 我が事ならず 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂
黒木博司

國を思い 死ぬに死なれぬ 益良雄が 友々よびつ 死してゆくらん
黒木博司

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